向井と七尾

声質にてるよな、と今さらながらの感想ですし
比較するのも的外れですが自分の心境的なものですし。

ずっとそうであったように現在の向井秀徳はやはり向井秀徳
完全に自己の内面で練りに練り、
練られまくった強烈な自我がもれてくる、そんな感じかしら。
かといってその放出している音の形は以前が鋭角であるのに対して
現在はわりとRがついてるというか。
かといって振り切るという姿勢はずっとそのまま。
そういうところがホント男前ですね。
まぁイベントですし、ワンマンとなれば構成・テンション等違うのでしょうが。

七尾旅人は最近の活動でもあきらかなように積極的に前へ前へと
開こうという意思が歌を特別なものへと昇華させたんでしょうね。
放出ではなくて放射、丸みをおびた放射、そんなかんじかな。
マジックを歌だけでおこせる稀有な人。


カンパニー松尾の映画みた後から“サブカルはDTをこじらせたみたいなもの”
と頭の中で繰り返し言葉が流れるのですが誰の言葉だったかしらね?
まぁおおよそみうらじゅんな気もしますが。
ていうか、自分の中で
“ コーション! コーション! DTこじらせ中!!! ” と
警報がなってるんでしょうねw