パンセ


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芋さんに借りた“失敗の愛国心”と、
買った“ひとはみな、ハダカになる。” 読了。

中学生から、の本なので物足りなさも残るもののわかりやすい内容。

“失敗の〜”は色々示唆にとんでいる気がします。
当時と違って全体的に蔓延している空気は右寄りと言われますが
その独善的な考えがどういう結果を生むのか、どういうスタンスをとるべきなのか、ちゃんと調べなきゃいけませんな。


‘ひとはみな〜’はテーマがテーマだけにね、自分が気になっていたところと同じ疑問をもってるんだなぁ、ぐらいの内容。

ちょっとした時に思うんだが、そもそもオレらが“働く”という行為自体、時間を拘束される=身体を売っているという解釈も出来なくは無い訳で、でも彼女達は観念的には外れたとされる道、実際に身体を売る...
本文にもあった“知られなければ恥ではない”という観念、自分にもあるし結構そのメンタリティはみんな持っているのでは?
そこからパチッとスイッチが入る瞬間...
実際にするのと思うだけではエラい違いだがね。
そして本人が課せられるであろうモノ、気になるなぁ...
陳腐な表現ですが人間て業が深いわ....
と同時に、答えはでないな、絶対に...なんて。